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2007年03月23日 21:48

未来に向かって・・

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みなさまこんばんわ、ゆっちんです。
本日は久しぶりに現地潜入レポート。色々な資料館をご紹介します。
(その他の資料館に関しては過去記事をご覧下さい!)
都内の施設を中心にお届けしましたが、
神奈川県内にお住まいの皆様お待たせしました!
本日は横浜市の本郷台にある「地球市民かながわプラザ」という県立の施設のご紹介です。
施設の5Fには、

「過去の戦争を見つめ、未来に向けて‘共に生きる平和な国際社会’」

を目指した国際平和展示室という常設資料展示室があります。
兵隊の遺品や当時のニュース映像・新聞・雑誌の展示、
そして戦中だけではなく、第2次世界大戦以降も続く世界各地での内乱、
紛争まで紹介しています。

戦争のブースでは、横浜中区にある「港の見える丘公園」から見た風景の映像
(空襲で瓦礫だらけの状態です)
ゆっちんは横浜にある大学に通っていたので、
見慣れた風景が悲惨な状況になっていることに驚愕・・・。

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国民学校尋常科4年生の試験答案が展示してありました。
修身という科目の答案用紙

①焼け○○った町をおならひして皆さんはこの決戦下、もし空襲をうけた様な場合、どうしなければならぬと思いますか? →町内の人たちが心を合わせて働けるものはみんな出て自分かってなことをしないでみんなで助け合ってこんきよく働くのです。

 

泣けてきます・・。

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当時としては珍しい昭和19年~20年の間に撮影されたカラー写真です。
カラーフィルムが大変珍しい時代の中でなぜ残っていたかと言うと
疎開児童たちを主人公にして「春の歌」という映画が撮影されたから。
この「春の歌」は国産のカラーフィルムを使用した最初の作品なのでした。

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心を打たれたのが、幼稚園~高校生が「紛争」「暴力」
「人権侵害」「難民」「環境破壊」そして「平和」への強い願いをテーマにした作品が
何点か展示されて います。
過去を見つめるだけではなく、未来に向かっている・・・

“未来に向かった、未来の為の展示室“

という印象を受けました。
学生が描いた絵を見ていると「日本 の未来は明るい!」
そんな気持ちにさせてくれました。

 
★ 地球市民かながわプラザ(あーすプラザ)★
常設展示室 横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1
お問い合わせ:045-896-2121
交通アクセス:JR根岸線「本郷台」駅下車 徒歩3分
利用時間:9時から17時
休館日:年末年始、月曜日
観覧料金:小学生・中学生:100円
高校生・学生(20歳未満・小学生中学生以外)
65歳以上:300円 大人:500円 (団体割引あり)

URL:http://www.k-i-a.or.jp/plaza/

2006年12月26日 11:20

今年OPENしたばかり☆☆しょうけい館☆☆

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<写真:しょうけい館(戦傷病者史料館)

しょうけい館は戦争で怪我や病気を患った人とそのご家族が戦中、戦後に体験した様々な苦労、
悲しみをわたしたち後世代の人々に語り継ぐことを目的に
今年3月に作られたばかりの国立施設です。
展示は戦地で負傷したある兵士の足跡を辿る形で、
入営~出征~戦地での生活~受傷~~戦地での医療~搬送~戦時下の療養生活
そして、戦後の生活を追っていきます。

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 <写真:しょうけい館(戦傷病者史料館)提供

しょうけい館を訪れて感じた感想は正直なところ「きついっ。」
戦傷病者の体験談や資料が豊富に揃っており、
歩兵は南方の秘境ともいえる森の中を、30キロもの装備を背負い行軍をするのです。
食べ物もなく、睡眠も十分でな い状態の中では歩くのがやっと。
そんな中で敵の攻撃を受けて、野戦病院に辿りついても満足な治療は受けられません。
まさに地獄絵図のような状況です。
そん な状態をしょうけい館はジオラマで再現したり
(見ているこちらが痛くなるほど精巧な作りです。)
元衛生兵が描いた絵を公開したり、
思わず目をそむけてし まいたくなるくらいの事実を
できる限りありのままに伝えようとしてくれています。

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<写真:しょうけい館(戦傷病者史料館)

今 までゆっちんは「男たちの大和/YAMATO」では海軍を、
そして今回は陸軍の中でも空軍の話を担当してきて、
調べたり勉強したりする中で、単純に比べる ことはできないけれど、
陸軍の状況は他に比べ、人間の精神を壊してしまう、
特に悲惨な状況にあったと感じました。戦争と一言ではまとめられない、
ほんとう に色々な側面があります。
1Fでは戦傷病者の証言のVTRを自由に見ることができます。
印象的だったのが、しょうけい館の係員の方がお話していた言葉。
今もご健在の方々は、体に不 自由がありつつも「みなさんほんとうに元気で明るい」と
おしゃっていたこと。 しょうけい館は、わたしたちに戦争の悲劇さ、つらさ
今も後遺症に苦しんでいる人たちがいるということを、
「伝えたい」そんな気持ちがひしひしと伝わって くる・・・
そんな場所でした。戦争の真実をぜひ見に行ってみて下さい。


 ☆しょうけい館(戦傷病者史料館)☆
千代田区九段南1-5-13共同ビル九段2号館
TEL 03-3234-7821  Fax 03-3234-7826
☆入館無料
☆開館時間  午前10:00~午後5:30(入館は午後5時まで)
☆休館日   月曜(祝日または振替休日の場合はその翌日)、
                 年末年始(12月28日から1月4日)3月31日
☆詳しい情報はこちらから→http://www.shokeikan.go.jp/

2006年12月19日 22:56

新宿高層ビル街に・・・!!

みなさま、大変ご無沙汰しておりました。 ゆっちんです。

今回は高層ビルが立ち並ぶ西新宿のオフィス街にある、
平和祈念展示資料館に行って参りました!

館内は「恩給欠格者」「戦後強制抑留」「海外からの引揚げ」の3つのコーナーに
分かれています。恩給欠格者とは、国の為に家族を残し、命をかけて戦務に従事し、
大変な労苦を体験しながら旧軍人軍属としての在職期間が定められた年限に達しない等の
理由により恩給や年金を受けられない方々のことを言います。
戦後強制抑留者とは、戦争が終結したにもかかわらず、ソ連やモンゴルの地域に強制的に
抑留され、酷寒の地で過酷な労働に従事された方々、
引揚者とは、終戦に伴い生活の本拠としていた海外から
故国日本への引揚げを余儀なくされた方々を言います。

その中でも・・
戦後抑留者のコーナーをピックアップ!

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 強制抑留された方々が収容されたラーゲリと呼ばれる強制収容所での食事風景。
極寒の地で過酷な労働を課さればがらも食糧はわずかしかなく、みんなでパンを分け合っている様子です。


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<写真左>
シベリアの収容所模型。模型だけでも寒さが伝わってきます・・・

<写真右>
シベリアの冬、マイナス30度の寒さの中で寒さに耐えかねてソ連労働者が
持っていたパンと防寒服の袖を交換したため、袖がない!!(写真左側) パンと袖の交換が成り立ってしまうところがすごいですね・・・。

 1年目の冬にはソ連国内の農作物の不足と大寒波で多くの人々が亡くなったそうです。
昭和31年の終わりまで日本に戻れなかった人もいて、
終戦を迎えても、ほんとうの終戦はまだまだ先なのでした・・・。

 ★★平和祈念展示資料館★★

新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル31F

03-5323-8709

 開館時間:9:30~17:30(入館は17時まで)

休館日:月曜日(祝日または振替休日の場合は翌日)、年末年始、展示資料入れ替え日、新宿住友ビル全館休館日

URL:http://www.heiwa.go.jp/ 

2006年11月10日 19:29

昭和にタイムスリップ

ゆっちんの現地潜入レポート第2弾!! 今回は昭和館です!! 画像 003-mail.JPG

昭和館は昭和10年~昭和30年頃までの「戦中・戦後の暮らし」を
中心に紹介している国立施設で、 当時の家具、おもちゃ、衣類などといった
身の回りの小物からポスター、雑誌など、 当時の日本を生活レベルから知ることができます。 画像 004-mail.JPG

昭和13年頃からは、戦争中心の生活が強いられ、
生活の中にまで国家の統制が及ぶように なりました。
昭和14年からは毎月1日を「興亜奉公日」と決定し、
この日は梅干ひとつの「日の丸弁当」や禁酒禁煙などが奨励されました。
また、戦争の長期化に伴い軍需物質としての金属や皮革・燃料などの資材を
確保する為に 竹製のランドセルや陶製のアイロンといった「代用品」が作られ、
贅沢は敵と見なされた時代です。 そんな状況の中で、
寺院の鐘までもが回収されてしまう・・象徴的なポスターです。

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子供たちの遊びは、戦争の影響を受けて男子の間では兵隊ごっこ、
女子の間では看護婦ごっこなどが人気でした。
展示物の他にも当時のニュース資料を自由に見ることができたり、
「和男君の防空探検」(体験型展示)ではゲーム感覚で防空の道具などが
紹介されている。 隊員を見送った家族たちの労苦を実際に目で見て体感できる、
そんな充実の施設でした。

★昭和館★
千代田区九段南1-6-1
03-3222-2577
開館時間:午前10時から午後5時30分※入館時間は午後5時まで
休館日:月曜日(祝日または振替休日の場合はその翌日)、
年末年始 常設展示室入場料:大人300円、65歳以上270円、高校・大学生150円、小・中学生80円、その他団体割引もあり

URL:http://www.showakan.go.jp

2006年11月01日 19:43

靖国神社で・・

平日でも、小さな子からお年寄りまで・・・ たくさんの人でいっぱいの靖国神社を
訪れて参りました! 

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「靖国神社で会おう!」と約束し、特攻隊員たちは大空に旅立っていく・・・
このやりとりは「おれきみ」本編中でも登場するのですが、 これは特別なことではなく
当時の人々にとっては自然な気持ち。
戦争で命を落としたら靖国神社に行き、 家族も彼等に会うために靖国を訪れたのでした。

全国から1000人以上の子供たちが集まり、戦争で命を落としたお父さんに会うために
列車に乗って靖国を訪れる<社頭対面>のニュース映像を見たことがあるのですが、
インタビューで
「靖国神社で(父に)会えると思うとうれしくてたまらない」
と答えていた少年が印象的。こんな小さな子がそう信じて疑わないのですから。
 

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もちろん全ての人がそうであったわけではありませんが、戦死して靖国に祭られることが栄誉であった風潮であったことは事実です。 そんな靖国神社の境内には遊就館という資料館があります。
明治15年に開館した最初で最古の軍事博物館で、
じっくり見ると2時間以上はかかる程の広さ!
明治維新から終戦までの日本の歴史を膨大な資料と共に紹介しています。

上↑の写真、ちょっと(だいぶ・・)ピンボケしちゃってますが、

よく見ると、大西瀧治郎第一航空艦隊指令長官・海軍中将

初めて特攻に向かった関行男大尉の写真!

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見て下さい。この膨大な遺影を!!
「祭神」約3000余柱の「御遺影展示パネル」が公開されています。
圧巻です。
最後の展示室では遺書を読んで静かにすすり泣く声がたくさん聞こえました。

 

靖国神社について思うことはひとそれぞれかと思います。
けれど、実際に訪れたことがないという方も多いのではないでしょうか。
一度是非訪れてみて下さい。
かつての日本がよくわかる場所だと思います。

ここは戦没者とその家族のために建てられた館。
そう感じたゆっちんでありました。

☆☆遊就館☆☆
千代田区九段北3-1-1
03-3261-8326
★開館時間 9時~17時
★休館日 年中無休(6月末・12月末 臨時休館)
★拝観料 大人800円 大学生500円 高校・中学生 300円 小学生100円
★URL→ 

©「俺は、君のためにこそ死ににいく」製作委員会